読みたい本の探し方｜【タイトル】がかっこいい本で選んでみよう！

1982年の映画『ブレードランナー』の原作となった小説。映画で描かれている世界は近未来だけれど、2019年。2017年には『ブレードランナー2049』が公開された。

原作はポルトガル語。羊使いの少年サンチャゴが旅をする中で、出会う経験と、人生の知恵。とても静かな中に夢や希望、情熱を感じさせる物語。

イギリスのミステリー作家、アガサ・クリスティの作品。主人公は、理想の家庭を築き上げたと満足している女。バグダッドからイギリスに帰る途中に、出会った友人との会話で気づいてしまったこと。ある意味、サスペンスよりもこわい真実とは。

レイモンド・チャンドラーの代表的ハードボイルド小説。『ロング・グッドバイ』とも訳されている。いずれにしても、かっこよすぎるタイトル。

オードリー・ヘップバーン主演映画『ティファニーで朝食を』の原作。複雑な家庭の中で育ちながらも、19歳でデビュー。実際の事件を描いたノンフィクションノベル『冷血』を書く一方、『クリスマスの思い出』などのやさしい作品も描く、一言では語れない天才作家。

『グレートギャッツビー』のスコット・フィッツジェラルドの作品。映画『華麗なるギャッツビー』は、ロバート・レッドフォード（1974）とレオナルド・ディカプリオ（2013）が、主役をそれぞれ演じている。

村上春樹の翻訳として知った本。とにかく、タイトルだけで読みたくなった一冊。

レイモンド・カーヴァーの村上春樹の翻訳本。レイモンド・カーヴァーの作品は、読後何年経っても、ふと思い出す。そんな作品ばかり。タイトルがどれもセンスよく、ほんとにかっこいい。

レイモンド・カーヴァーの12の短編を集めた『Carver's dozen』（レイモンド・カーヴァー傑作選）は、ぜひ読んでみてほしいおすすめの1冊。「ささやかだけれど、役に立つこと」「レモネード」は、きっと忘れることのできないストーリーになります。

竹野内豊主演の映画『冷静と情熱のあいだ』の原作。１組のカップルの男女の心を、男性目線をBluで辻仁成が、女性目線をRossoで江國香織が描いた作品。映画で表現されている舞台、イタリアが美しすぎる。10年後の約束をしたカップルはどれだけいたのだろう。

第130回直木賞受賞作品。不意に訪れる恋の破局。詩のような美しい文章で綴られた12の短編集。

映画やドラマになるほど、年齢に関わらず多くの人を魅了した作品。

「芸術は爆発だ」情熱を失いかけたとき、読みたい作品。こんなに本気で生きてる大人がいま、どれだけいるだろう。

90年代人気のマンガ家、岡崎京子による初文芸作品。「ぼくたち」「何だかすべて」「忘れてしまうね」どのワードも、なぜこんなに惹かれるのでしょうか。

映画『ヘルタースケルター』は彼女の漫画が原作。

4月のある晴れた日に100パーセントの女の子に出会うことについて
（短編集『カンガルー日和』）

「100パーセントの女の子って、いったいどんな子だろう？」と思った、4月のある晴れた日。