飛行機での移動では、機内へ持ち込める手荷物には制限があります。常時携帯しているスマートフォンと合わせて欠かすことのできない、モバイルバッテリー。
そのモバイルバッテリーも、機内持ち込みには個数や容量に制限があるんです。
特に初めて飛行機に乗る方の中には「何個まで持ち込めるの?」「容量はどれくらいまで?」など、いろんな疑問がわいてくるのではないでしょうか。
そこで本記事では、機内に持ち込めるモバイルバッテリーについて解説します。
この記事でわかること
機内手荷物のモバイルバッテリー制限
- 機内持ち込みはひとり何個まで?
- 機内に持ち込める容量は?
- モバイルバッテリーの単位「Wh」「mAh」ってなに?
- 「Wh」から「mAh」への変換計算式
- 預け荷物には入れていい?
- おすすめのモバイルバッテリー
目次
モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)
モバイルバッテリーで使用されているリチウムイオン電池は発火しやすい。預け荷物では、輸送環境や衝撃により発火する恐れがあるため、安全性を考慮して手荷物なら運ぶことができる。
機内持ち込みモバイルバッテリーの制限(個数・容量)
個数・容量制限
- 100Wh以下:制限なし
(外資系は例外あり) - 100Wh以上〜160Wh以下:2個まで
(外資系は例外あり) - 160Wh以上:不可
参考:各航空機・空港 | JAL ANA ZIPAIR 成田空港 |
- 100Wh = 27027.02...mAh
- 160Wh = 43243.24...mAh
モバイルバッテリーの「Wh」・「mAh」とは?
モバイルバッテリーの容量を表す単位
- Wh(ワットアワー):消費電力量からみたバッテリー容量
- mAh(ミアンペアアワー):バッテリー容量(電流)
h=1hour(1時間)
「mAh」から「Wh」への変換計算式
変換式
Wh = mAh x 3.7V(定格電圧)÷1000
(例)10000mAh x 3.7V ÷1000 = 37Wh
モバイルバッテリーは手荷物検査でどうすればいい?
モバイルバッテリーを預け荷物に入れてしまったら、どうすればいい?
- 電子機器はOK(電源OFF・破損防ぐための保護処置をして預け荷物へ)
- カウンターでモバイルバッテリーが入ってることを申告する
- 荷物検査で分かった場合、呼び出されて再検査
ひと目でわかるモバイルバッテリー容量表
5000mAh | 18.5Wh |
10000mAh | 37Wh |
20000mAh | 74Wh |
27027mAh | 100Wh |
43243mAh | 160Wh |
おすすめのモバイルバッテリー
Anker powerCore Essential 20000
CIO モバイルバッテリー PD 30W タイプC
Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)10000mAh
Anker 511 Power Bank
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